【速報】山上徹也被告の母が法廷で宗教問われ「世界平和統一家庭連合です」安倍元首相銃撃 信仰が動機形成か

安倍元首相襲撃事件で殺人罪などに問われている山上徹也被告の母親が証人として出廷し、尋問が行われています。

山上徹也被告は安倍元首相を狙った動機として「母親が多額の献金をしていた旧統一教会と繋がりがあると思った」と供述しています。

裁判では弁護側が「宗教虐待が背景にあり、量刑を判断する上で考慮すべき」と主張。

一方、検察側は「生い立ちは刑罰の重さを左右するものではない」と刑の重さが争点となっています。

まさに「生い立ち」と動機に深くかかわる母親は、法廷の柵の中の関係者からしか姿が見えないように遮蔽板が設置された証言席で尋問に臨みました。

母親は尋問に先立ち「安倍元首相もここにおられるかもしれませんが、大変な事件を起こたことをお詫び申し上げます。安倍元首相、昭恵夫人に心よりお詫び申し上げます」と発言。

そして「今信仰している宗教は?」と問われると、「世界平和統一家庭連合です」と答えました。

また、証人尋問に先立ち検察側は安倍元首相の妻・昭恵(あきえ)さんの上申書を提出しました。

上申書で昭恵さんは「なぜ夫はここにいないのかと 涙を止めることができません。ただ夫に生きていてほしかった。長生きしてほしかった。妻としての思いです」と思いを記しています。