岡田准一、主演作品でまぶたの上を出血するアクシデントも撮影続行「これが最後でもいい」と覚悟見せる

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 俳優のが13日、都内でNetflix「イクサガミ」(藤井道人監督、同日世界独占配信)戦神祭-始め-に登場した。

 直木賞作家・今村翔吾さんが手がけた同名小説シリーズが原作。明治11年の京都・天龍寺を舞台に、主人公・嵯峨愁二郎(岡田)をはじめとする292名の志士たちが、配られた木札を奪い合うゲーム・蠱毒(こどく)に参加し、命をかけた戦いが繰り広げられる。

 今作で主演、プロデューサー、アクションプランナーを務める岡田。「守りに入るのではなく攻めた物を作って、世界に見せて行く」と意気込んで作品作りに臨んだ。メガホンを執った藤井監督との共演を熱望したそうで、「自分たちの物を作り上げるには藤井君しか考えられなかった。それが絶対条件だった」と明かした。

 撮影では思わぬ事故もあった。アクションシーンで、伊藤英明が岡田のまぶたの上を切ってしまったという。伊藤は「血を見た瞬間止めないといけないと思ったんですけど、岡田さんは何も無かったかのようにやりましょうって。の背中にほれました」と明かした。岡田も「ケガはつきものなので、このまま生かして、映像で使っていました」とアクシデントにも動じなかった。

 1年前の撮影を振り返り、岡田は終始、充実した表情。「一つひとつ積み重ねていく作業だったし、初めてで不安だった。これが最後でもいいと思って、取り組んでいました」と今作への熱い思いを明かした。