第76回NHK紅白歌合戦の出場歌手が発表され、山内惠介さんは落選をブログで報告しました。デビュー25周年の節目に紅白出場が叶わなかったことを潔く受け止め、ファンへの感謝を述べています。ファンからは惜しむ声と変わらぬ応援のメッセージが寄せられ、紅白の存在意義に疑問を持つ意見も見られます。山内さんの今後の活動に期待が寄せられています。
第76回NHK紅白歌合戦の出場歌手発表を受け、演歌歌手の山内惠介(42)は14日、自身のブログで落選したことを報告。「僕自身の不徳の致すところです」と潔く敗戦を認める姿勢を示した。デビュー25周年の節目の年に紅白出場が叶わなかったことに、ファンからは惜しむ声と変わらぬ応援の言葉が寄せられている。
「25周年を大いに盛り上げていただき有り難うございます」
山内は投稿で「本日発表になりました『NHK紅白歌合戦』の出場者に、山内惠介は選ばれませんでした」と落選を報告。「ファンの皆様の応援は本当に素晴らしく、25周年を大いに盛り上げていただき祝福して下さり、本当に有り難うございます」と感謝を述べた。そして「月曜日から始まる川崎でのコンサートでは、ファンの皆様とお会いできるのを楽しみにしておりますので、よろしくお願いいたします」と前を向いた。
また、X(旧ツイッター)では、山内のスタッフアカウントからも「25周年という節目の年に紅白の舞台に立てなかったことは残念ではありますが、今年一年、全国を巡り、皆さまの拍手と笑顔に包まれながら歌をお届けできたことは、どんな舞台よりも深く心がつながったと感じています」とメッセージが投稿された。
発表された本年の紅白歌合戦出場のうち演歌歌手は、紅組は、石川さゆり(48=出場回数)、坂本冬美(37)、天童よしみ(30)、水森かおり(23)の4人。白組は、純烈(8)、新浜レオン(2)、三山ひろし(11)の3人。それに、特別企画の氷川きよし(25)の計8人だった。山内を除くと、昨年と同じ顔ぶれとなり、演歌枠が1つ減らされた形だ。
山内のファンからはSNS上で、さまざまな反応が寄せられた。
ファンからは惜しむ声と変わらぬ応援「紅白だけが目標じゃない」
「惠ちゃんファンの皆さん、荒れた心を鎮めましょう。紅白だけが目標じゃないし、その時代の流れもあります。みんなの様々な形での応援が、惠ちゃんにとって歌手人生の糧なのです」と冷静に受け止める声がある一方、「なんでなんだ、こんなに頑張ってるのに。こんなに歌がだれよりも上手いのに、、紅白に惠ちゃんいないのすごいショックです」と残念がる声も。
また「25周年節目の年に紅白出場叶いませんでしたが…歌手として25年、惠ちゃんの歌声笑顔に支えられ勇気づけられ救われ背中を押してもらった人が沢山いる事に変わりはありません」と、紅白出場の有無にかかわらず山内の歌手としての価値を評価するコメントも。
ファンの評価は変わらず
「選ばれなかったなら、到底納得できないです。でも、今の惠ちゃんなら紅白の金看板はなくても十分。そもそも、昨今の紅白自体、昔程の箔がないし」と、紅白の存在意義そのものに疑問を呈する意見も見られた。
「これからも応援しています」「ずっと応援するからね」と変わらぬ支持を表明する声が相次いでいる。歌手生活25年の歩みを支え続けたファンとともに、今後も山内惠介の活動からは目が離せない。
■山内惠介(やまうち・けいすけ) 1983年5月31日生まれ。福岡県出身。1999年、高校1年で初めて出場した福岡のカラオケ大会で、作曲家・水森英夫の目に留まりスカウトされる。上京してレッスンを重ね、2001年「霧情」でデビュー。2015年、第66回NHK紅白歌合戦に「スポットライト」で初出場し、2024年まで10回連続出場。2025年2月28日には連続テレビ小説「おむすび」に本人役で登場した。
