
鳥取県内で運用されているドクターヘリが11月も16日から5日間運航を休止することがわかりました。
11月16日から5日間、運航を休止するのは鳥取県と関西の自治体で作る「関西広域連合」が米子市の鳥取大学附属病院を拠点に運用しているドクターヘリです。
運航を委託している兵庫県の「ヒラタ学園」がヘリに搭乗する整備士の確保ができないとして広域連合内の病院を拠点に運用している8機のドクターヘリを11月も運航を順次休止することを決め、鳥大病院では16日から20日まで、5日間、運航を休止します。
この期間は鳥取県の防災ヘリや鳥大病院のドクターカー、島根県のドクターヘリなどでバックアップすることにしています。
鳥取県内のドクターヘリは7月から断続的に運休していて12月も運休する可能性があるということです。
一方、関西広域連合のドクターヘリ8機のうち、鳥取県を含む2府3県で運用される4機が今年度で契約期限を迎え、広域連合が来年度の委託先を公募していますが、これまで1社1機しか応募がなく、残る3機を確保する見通しが立っていないということで、広域連合は公募期間を延長して委託先の確保を目指すことにしています。