長渕剛の愛知公演が体調不良で中止となりました。医師の判断によるもので、ファンからは心配と応援の声が寄せられています。長年の活躍により体に負担がかかっている中、ファンは彼の回復と安全な復帰を願っています。
シンガー・ソングライターの長渕剛(69)が15日、名古屋市のポートメッセなごや第一展示館で予定していた「TSUYOSHI NAGABUCHI 7 NIGHTS SPECIAL in ARENA」の愛知公演を体調不良により中止したと公式ホームページで発表した。
発表は次の通り。
「本日の公演は危険」とドクターストップ
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【重要】11/15(土) TSUYOSHI NAGABUCHI 7 NIGHTS SPECIAL in ARENA 愛知公演 中止のお知らせ
11/15(土) に開催を予定しておりました
TSUYOSHI NAGABUCHI 7 NIGHTS SPECIAL in ARENA 愛知公演につきまして
本日早朝より長渕剛が体調不良を訴え病院にて治療しておりましたが、
医師からの診断のうえ
本日の公演は危険と判断した為、
やむを得ず本日の公演は中止する事となりました。
公演を楽しみになさっていた皆さま、関係者の皆さまには、大変なご迷惑とご心配をおかけし、心よりお詫び申し上げます。
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また、16日に同会場で予定されている公演については「現時点では予定通り行う予定」とし、15日の公演チケット所持者には振替対応を行うことも併せて発表した。
桜島で10時間半歌い続け、富士山麓ライブも「鉄人」伝説の数々
長渕はこれまでも圧倒的な存在感とパワフルなパフォーマンスで知られ、ファンからの支持を集めてきた。
“鉄人伝説”はよく知られ、70を前にして衰え知らずだ。
2015年、桜島ライブで10時間半歌い続け、終了後に「まだ歌える」と笑顔。2004年には富士山麓で2時間半の熱唱、酸素薄い高地を自力登攀(とうはん)した。
若いときは1日100キロ走、腕立て1,000回が日常。東日本大震災の直後は被災地で1日20時間超活動してファンに元気を届けた。2023年には、67歳で横浜アリーナ4時間超完走している。
ファンからは心配と応援のメッセージが続々
こうした長渕の精力的な活動を知るファンからは、ネット上では心配の声が広がっている。
X(旧ツイッター)では、「69歳の長渕剛兄貴が私達に最高のパフォーマンスを見せる為に曲作り、トレーニング、照明や音響など設備作業も先頭に立ってやってきて体を無理しているのがすごくわかる」と労りのコメントが寄せられている。
一方で、「明日は開催される予定だけど中止する程の状態なのに普通に明日治るわけがないしまた無理されるんじゃないかと本当に心配」と翌日の公演を心配する声も。また、「鍛え上げてる長渕剛さんといえど69歳ですからね。体調不良にもなりますよね」と年齢への気遣いもあった。
長年第一線で活躍し続ける長渕だが、全身全霊でのパフォーマンスによる体への負担は避けられない。ファンは彼の回復と安全な復帰を願っている。
■長渕剛(ながぶち・つよし) シンガー・ソングライター、俳優。1956年9月7日生まれ。鹿児島県出身。1977年、シングル『雨の嵐山』でデビュー。「とんぼ」「乾杯」「RUN」など時代を超えて愛される曲がいくつもある。また、『家族ゲーム』『とんぼ』『RUN』などのテレビドラマ出演や『オルゴール』『英二』などの主演映画でも知られる。妻は女優の志穂美悦子。長女・文音は女優。長男はWATARU、次男はReNの名で音楽活動を行う。
