【高市自民】中国が高市発言に恐ろしく怒り始めた最大原因 橋本氏がTV指摘「あんな酷い発言をするから」 結局中国の思うツボだと 存立危機事態は「非常識でない。その通りですよ」

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 15日の日本テレビ系「サタデーLIVE ニュース ジグザグ」では、高市早苗首相が初の本格論戦に臨んだ国会予算委員会などを取り上げた。

 高市早苗首相が衆院予算委で、岡田克也氏との論戦の中で台湾有事の最悪ケースを想定して「存立危機事態になり得る」と発言し、これに中国側が強烈に抗議している。歴代政権は総じて発言を曖昧にしてきた案件。

 読売新聞特別編集委員の橋本五郎氏は現状を「これは整理する必要がある。ひとつは高市発言は非常識な発言なのか?そんなことはない、法律論としてはその通りなんですよ。日本にとっては存立危機事態になりうるんですよ」と述べた。

 「ただし」として「それを具体的に言うことの意味は、別にまた出てきてしまう」とし、その後の予算委での高市首相の答弁を「だからこれは今までの政府見解とは変わらないと、これからは具体的なことは言いませんと、軌道修正したわけです」と指摘。「本来ならばそこで終わっていいはず。中国政府も最初はそんなに厳しい反応じゃなかった」とした。

 しかし橋本氏は、紛糾の原因として、中国の駐大阪総領事がXに「汚い首は斬ってやる」などと投稿したことを挙げた。

 「あんな酷い発言をするもんですから、それに対して日本国内が厳しい反応になり、そうすると対抗して中国が厳しくなるわけです」と指摘。「我々、気を付けなければいけないのは、過剰反応を起こさないこと。報道なんかで中国の抗議がでっかく載ったり、そんなことはしないことです。それは逆に思うツボと言っては品がないですけど、そういうことになっちゃう。過剰反応しないが大事なこと」と述べた。