梅宮アンナ がんで全摘手術受けた自身の姿に「ホラー映画を見ているかと」再建手術は受けず「勲章だって思っている」

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 タレントの梅宮アンナが16日、大阪市内で行われたMBSがんキャンペーン「ちゃやまちキャンサーフォーラム 2025」に登場。夫でアートディレクターの世継恭規さんも客席で見守る中、ピンクブロンドのウィッグを着用しステージへ上がった。

 昨年8月に乳がんを公表し、11月には右胸全摘手術を受けた梅宮。その際、胸の再建手術をしないことを選択し、現在も「考えていない」と考えを明かす。その理由を「胸のボリュームがある場合、また同じサイズを作らなければいけない、となると、お腹や背中のお肉を持ってきたりすることを考えると、範囲が広くなっちゃう。また痛い思いもしたくない」と、説明した。

 一方で、全摘手術から1年がたった先日、医師から摘出していない左の胸を一度小さくし、バランスをとりながら再建する方法を聞いたといい、「そういう方法があるんだ、じゃあやってみてもいいのかなと、ちょっとだけ思っているんですよ」とも語った。

 手術後、全摘部分を見たときは「胸もなく、脇からえぐられていたり、ホラー映画を見ているのかな、ぐらいに思った」というが、「今は勲章だって思っています」とキッパリ。「そこを恥ずかしがったり、負い目に感じたりすると社会も変わっていかない。変えなければいけない、私一人でも発信して世の中を変えていきたいという思いが強かった」と、SNSで自身の体験を積極的に発信している。「相手に変えてもらいたいなら自分が変わらないと。胸がないことも傷があっても、それを隠すことなく生きていくつもりです」と、力を込めた。