「雑念まみれの素顔」中国武術発祥「少林寺」元住職を横領・収賄容疑で逮捕へ 弟子が疑惑告発…僧侶資格取り消し

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元住職逮捕!中国武術の聖地「少林寺」で衝撃の横領・収賄疑惑

中国武術の発祥地として名高い少林寺の元住職が、横領と収賄の疑いで逮捕される事態が発生しました。元住職は、寺の資金を不正に流用し、複数の女性との不適切な関係を持っていたとされています。この疑惑は2015年に初めて浮上し、当時の弟子が告発していましたが、その後の調査では事実無根とされていました。

しかし、今年7月に再び調査が行われ、少林寺は資産の横領や不適切な関係が疑われていることを認めました。中国仏教協会は、元住職の行為を「極めて悪質」とし、僧侶資格を取り消す決定を下しました。この発表から約4ヶ月後の今月16日、現地当局は元住職の逮捕を認める決定を下したのです。

少林寺は、年間420万人以上の観光客を集め、700億円以上の収入を得ていた国際的な文化観光地として知られていましたが、今回の事件はその名声に大きな打撃を与えることとなるでしょう。元住職の行動は、心と体の調和を説く僧侶としての信頼を裏切るものであり、寺の評判を深刻に損なう結果となりました。

現在、元住職は拘束されていると見られ、今後の展開に注目が集まっています。少林寺の未来は、このスキャンダルによって大きく揺らぐことが予想されます。