17日朝、秋田県五城目町で犬が死んでいるのが見つかりました。犬の体には動物にかまれた跡があり、警察はクマに襲われたとみて調べを進めています。
飼い犬が被害にあった佐藤義孝さん：
「犬は、犬小屋の脇に横たわっていた。はらわたは出ているし、脚は付いているけれども肉がなかった」
17日午前6時ごろ、五城目町小池で、庭で飼っていた犬のラブラドール・レトリバーが小屋の外で死んでいるのを、飼い主の佐藤義孝さんが見つけました。
犬は体長約70センチの8歳の雌で、左足には動物にかまれたような跡があり、付近にはクマのふんがあったことから、警察はクマに襲われたとみて調べを進めています。
佐藤さんが最後に犬を見たのは、16日午後11時ごろで、その後犬の鳴き声は聞こえなかったということです。
現場は山の登山口に近い集落で、周辺ではクマの目撃が相次いでいます。
県内では10月30日に大館市で、11月11日には秋田市で、柴犬がクマに襲われる被害が発生しています。
