
消火活動中の消防隊員が死亡した静岡県静岡市のビル火災で元店長に有罪判決です。
判決を受けたのは3年前に葵区呉服町で起きたビル火災で火元となった飲食店の店長をしていた男(37)です。
男は防火管理をする立場だったにもかかわらず、自分や従業員のタバコの始末を怠り火事を引き起こしました。
この火事では消火にあたっていた男性消防士が死亡しています。
11月18日の裁判で静岡地裁の一社紀行 裁判官は「当然期待される注意を怠ったことは強い非難が向けられる」と指摘しました。
一方で、通報や客の避難誘導を行ったことや遺族に謝罪していることなどから禁錮1年・執行猶予3年の判決を言い渡しました。