
東京・赤坂で女性が男に刺され重傷を負った事件で、事件が起きるまでの男の異様な行動が明らかになりました。
11月16日、港区赤坂のビルの地下1階で、女性(40代)が男に刃物で腹と手を刺され、重傷を負いました。
その後の捜査関係者への取材や防犯カメラの映像から、事件発生までの男の異様な行動が分かりました。
事件の2時間半前、男は現場のビルに複数回出入りした後、隣の建物との隙間に身を潜め、ビルの出入り口の様子をうかがっていました。
また、50分ほど前には、男がスプレーのようなもので女性が出演予定のポスターにバツ印をつける姿が確認されています。
その後、女性が知人の男性とビルを訪れると、男は靴をポリ袋のようなもので覆います。
ビルから1人で出た男性を確認した後、男は中へと入り、犯行に及んだとみられます。
警視庁は用意周到に犯行を計画したとみて、自転車で逃走した男を追っています。