大分大規模火災の消火活動続く…鎮火のめど立たず73世帯が避難 無人島「蔦島」では24時間以上経過した夜も炎

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大分市で発生した大規模火災が3日目を迎え、消火活動は依然として続いています。火災は佐野住宅密集地で発生し、170年以上の建物が焼失。焼けた面積は約4.9ヘクタールに達し、状況は深刻です。現場から約1.4km離れた無人島「蔦島」でも、24時間以上炎が見え続けています。

火災によって73世帯、111人の住民が避難を余儀なくされています。消火活動は続いているものの、鎮火のめどは立っておらず、周辺地域の木造住宅や空き家が密集しているため、消火作業は難航しています。総務省消防庁によれば、過去10年で国内の市街地で発生した火災の中で、最も多くの町が影響を受ける可能性があるとのことです。

火災現場からは、性別不明の人が心肺停止の状態で発見され、その後死亡が確認されました。行方不明となっている稲垣清義さんとの連絡が取れなくなっており、警察は身元確認を急いでいます。住民の安全が脅かされる中、消火活動の進展が待たれます。火災の影響が広がる中、地域住民の不安が高まっています。今後の情報に注目です。