【ヒグマ速報】札幌・羊ケ丘地区で深夜にヒグマ目撃―研究所事務所棟から140m地点で確認、翌日には複数の足跡も発見_前掌幅11cmの成獣か

 札幌市豊平区で11月19日未明、ヒグマが目撃されたほか、20日には足跡も見つかりました。札幌市などが警戒を強めています。

 市によりますと、19日午前1時30分ごろ、札幌市豊平区羊ケ丘7番地付近にある森林総合研究所の事務所棟から北西約140メートルの地点で、ヒグマ1頭が目撃されました。

 警察によりますと、共同住宅の住人が外を見たところ、車のライトに照らされる体長2メートルくらいのクマとみられる動物を目撃したということです。

 その後、20日午前11時ごろには、事務所棟から南南東約400メートルの地点で、ヒグマの足跡が発見されました。

 足跡の前掌幅は11センチメートルで、成獣とみられています。

 現場では複数の足跡が確認されており、札幌市が詳しい状況を調べています。

 市では、この地域での目撃情報を受けて周辺住民に注意を呼びかけるとともに、パトロールを強化しています。