猟友会の現状が危機的状況にある。新潟県南魚沼市の猟友会員、山中誠治さん（77）が語る恐怖の実態が明らかになった。彼は50年の狩猟歴を持ち、迫り来る熊に対して「心臓が爆発するほど怖い」と率直に述べた。熊との遭遇は命がけであり、襲われた場合の恐怖は計り知れない。かつて約120人いた猟友会のメンバーは、今や18人にまで減少している。高齢化が進む中、国は緊急に対策を講じる必要があると訴えた。
山中さんは、狩猟免許取得者が増える方法を模索するよう求めている。さらに、熊の駆除を民間団体に任せきりではなく、警察や自衛隊が関与するべきだと強調した。最近、奈良川近くで母熊と子熊が目撃されたとの情報もあり、住民の安全が脅かされている。このままでは、猟友会が機能しなくなり、危険が増す一方だ。
また、熊の報道が過熱する中、銃所持のハードルを下げることが求められているが、外国人による免許取得も懸念されている。山中さんは、猟友会が趣味で行う範囲に留まらず、国がしっかりとした体制を築くことが重要だと警鐘を鳴らした。日本の生態系を守るためにも、今すぐに行動を起こす必要がある。危機は迫っている。
