避難者「洋服なんか全然何もない…ハンカチ一枚ない」住宅街の火ほぼ消し止められ「鎮圧状態」に 大分市大規模火災4日目

大分市で起きた大規模火災は、発生から4日目を迎えました。

住宅街の火は、ほぼ消し止められた「鎮圧状態」となっています。

大分市佐賀関で18日に発生した火事では、住宅など建物約170棟が燃え、1人が亡くなっています。

火は約1.4km離れた島にも燃え移りました。

発生から4日目となった今も鎮火には至っていませんが、離島以外のエリアはほぼ火が消し止められた「鎮圧状態」となりました。

20日から火元とみられる住宅付近で警察と消防による実況見分が始まっています。

一方、避難所では住民が依然として不安な日々を過ごしています。

避難者は「洋服なんか全然何もない、これ着たままだから。ハンカチ一枚ない。運動に出てそのままの姿できたから」「髪を洗いたい。体を洗いたい」と話していました。

20日は佐藤大分県知事が避難所を訪れ、「最大限の支援をしていきたい」と話しています。