Snow Man・目黒蓮 役作りは超ストイック! 映画W主演の浜辺美波明かす「思っていた50倍は忙しそう」

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 Snow Man・目黒蓮(28)が20日、都内で行われた映画「ほどなく、お別れです」(来年2月6日公開)の完成報告会に、W主演をつとめる浜辺美波(25)らと登場。大切な人との別れを丁寧に描く作品への思いなどを語った。本業であるアイドルグループでの活動もあり、多忙な日常を送る目黒だが、敏腕の葬祭プランナーを演じる上でのストイックな役作りを行う姿が、共演者によって明かされた。

 黒のセットアップで登場した目黒。オファーを受けた経緯を「悲しいお話ではあるんですが、それと同時に今、生きている喜び、亡くなった後にある希望を感じられる作品にすごくひかれました」と落ち着いた口調で説明した。

 小説家・長月天音氏の同名シリーズが原作で、初共演となるW主演の2人は遺族の希望に沿った故人にあう葬儀を提案、執り行う葬祭プランナー役。目黒は浜辺演じるヒロインの指導役で、納棺師の資格も持つ敏腕プランナー役として徹底的に準備したという。

 「家に着物を持ち帰り、たたみ方を練習したり、葬祭プランナーの先生たちによる練習用動画をひたすら見続けた」。その上で「所作は美しくないといけないんですが、間違えてはいけないのは、それは振付ではなくて。しっかりと故人、遺族の皆さまへの思いを大事にしようと思った」と細部の所作へのこだわりを明かした。

 浜辺が「(目黒は)忙しいんだろうなと思っていたら、思っていた50倍は忙しそうだった」と語るなど、撮影時間外も多忙。それでも「深夜までダンスの振り入れがあったり、すぐに海外へ行ってしまったり。でもヨーロッパから帰ってきてそのまま、まだ立っていない現場に来て練習をしていた」とストイックな姿に驚嘆したという。

 そんな姿に浜辺も大いに刺激を受けた。役柄をなぞるように目黒の練習を近くで静かに見守ることは浜辺の役作りや作中での関係性構築の過程を表現することにもつながったという。

 誰しも経験する大切な人との別れ。目黒は「注目してほしいシーンよりも、見た後の人生にそれぞれが注目してほしい」としみじみと語った。