
「これまでの努力の成果を皆様が存分に発揮できるよう応援しております」
こう手話で語られたのは、秋篠宮家の次女・佳子さま(30)だ。
秋篠宮ご一家は11月15日、東京・渋谷区の東京体育館で行われた聴覚に障害を持つ人たちによる国際スポーツ大会『東京2025デフリンピック』の開会式に出席された。デフリンピックが日本で開催されるのは初めて。秋篠宮ご一家は、大会期間中に各競技会場へ足を運ばれる予定だという。
この日、佳子さまがお召しになっていたのはピンクの華やかなワンピースだ。神戸発のブランド『Viaggio Blu』(イタリア語で『青い旅』)の一品とみられ、大人の女性が華やぐスタイルとして提案された。同ブランドを展開する『ジャヴァコーポレーション』のPR担当・越智樹里氏が話す。
「’24年秋に発売されたワンピースです。現在は同じデザインで色違いのものを販売し、価格は5万7200円(税込み)になります。ピンクカラーは現在作っておりませんが、佳子さまにお召しいただきとてもお似合いなので再販も検討しております」
「大変名誉であり光栄に思っています」

佳子さまは同ブランドがお好きなようで、他のデザインもたびたびお召しになっている。越智氏が続ける。
「最初にご購入いただいたのは、’22年秋に発売のロイヤルブルーのワンピースだと思われます。今年6月のブラジルご訪問や11月の『全国手をつなぐ育成会連合会』創立70周年記念式典では、カメリア柄をお召しになっていました。
カメリア柄は昨季の秋冬コレクションです。佳子さまがお召しになったことで、お客様からお問い合わせが殺到。純国産のワンピースとしてすべて手仕事で作っているため生産数が限られるので、受注が限度に達した段階で完売とさせていただきました。私どものブランドを佳子さまに何度もお召しいただき、大変名誉であり光栄に思っています」
デフリンピックの開会式で佳子さまがお召しになった、お気に入りのピンクのワンピースにはある思いが込められているという。
「大会のメインカラーは桜色です。佳子さまは大会を盛り上げようと、メインカラーに合わせたワンピースをお召しになったのでしょう。佳子さまは’21年5月から『全日本ろうあ連盟』の非常勤嘱託職員を務められ、手話も流暢にされます。デフリンピックを応援しようという思い入れがとてもお強いんです」(全国紙宮内庁担当記者)
11月18日に新型コロナウイルスへの感染が発表され、21日までのご公務が取りやめとなった佳子さま。回復されれば、再びデフリンピックの会場へ足を運ばれるご意向だろう。


