27年前期朝ドラ「巡るスワン」脚本バカリズム「芸人が朝ドラ脚本を書くことが面白い」締め切り厳守誓う

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 NHKは21日、2027年度前期の連続テレビ小説(第116作)の制作発表・主演会見を行った。タイトルは「巡(まわ)るスワン」で、ヒロインは森田望智(みさと、29)。脚本はお笑い芸人の(49)が手掛ける。26年秋にクランクイン予定。

 諏訪湖周辺、生活安全課が舞台のドラマで、脚本を担当するは「(オファーは)相当前。スケジュールの中で厳しいのではとも(思った)」とコメントも「なかなかチャンスもないので、僕にオファーが来ること自体面白い。芸人が朝ドラの脚本を書くことが面白い。年末年始お休みをいただいて万全な状態で書き始めたい」と意欲を示した。

 「気をつけたいことは締め切り厳守。演者として本が遅れて困らされることもあった。どこの現場でも脚本が遅いと絶対に脚本書いてる人が悪口いわれる…絶対に守ろうと」と話した。

 主演を務める森田は、大役に「本当にびっくりびっくりびっくり。なぜ私なのか分からなくて。特別かわいいとかでもなく…凄く共感性のある主人公。私に近い、キラキラしてなくてもできるんじゃないかってちょっと納得しました」と笑顔。は「本人は謙遜されてますけど、圧倒的に才能がある。素晴らしい作品にしてくれると思います。自分の作風と相性がいいと勝手に思いました」と太鼓判を押した。

【『巡(まわ)るスワン』内容】

 “何も起こらない日常”を誰かが守っている 主人公は刑事に憧れ警察官になった女性警察官 しかし、配属されたのは“生活安全課” 「事件が起こらないこと」が使命とされる部署で防犯のため自作の演劇を披露したり、市民からの相談に乗ったり「あれ、思っていたのとなんか違う」と、地味な仕事に不満を感じる日々 何かを成し遂げた人でもなく 夢にがむしゃらに突き進む訳でもない 仕事はちゃんとするけど 休日には友人と愚痴をこぼす どこにでもある日常を過ごす主人公が“何も起こらない日常を守る”という道を見つけるまでのヒューマンコメディー。