バカリズム初の朝ドラ脚本!「巡るスワン」森田望智が警察官に期待の声続々

作者のバカリズム(左)と主演の森田望智=21日、東京都渋谷区(撮影・岩崎叶汰)
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お笑いタレントで脚本家のバカリズムが、2027年度前期のNHK連続テレビ小説「巡るスワン」の脚本を担当することが決定しました。主演は森田望智さんで、長野県の架空の町を舞台にしたコメディータッチの物語です。バカリズムが朝ドラの脚本を手がけるのは初めてで、SNS上では驚きと期待の声が寄せられています。放送開始は2027年春予定です。

お笑いタレントで脚本家のバカリズム(49)が、2027年度前期のNHK連続テレビ小説「巡るスワン」の脚本を担当することが決定した。NHKドラマの公式Xアカウントが発表し、バカリズム本人も「がんばります」と自身のXで簡潔に意気込みをつづった。

NHKは21日、2027年度前期の朝ドラのタイトルが「巡るスワン」に決定し、主演を女優の森田望智(29)が務めることを発表。脚本をバカリズムが手がけることも明らかにした。バカリズムが朝ドラの脚本を担当するのは初めて。

2027年春放送「巡るスワン」のストーリーとキャスト

「巡るスワン」は、刑事を志望していたものの生活安全課に配属された女性警察官が主人公。地味な仕事に不満を感じながらも「何も起こらない日常を守る」という道を見出していくまでの日々をコメディータッチで描く物語だという。舞台は長野県の諏訪湖周辺をイメージした架空の町が設定されている。

主演を務める森田はこの日の会見で「朝のルーティンになくてはならないドラマになればいいな」とコメント。バカリズムも「まだ書き始めていませんが、締め切り厳守。現場で文句を言われたくないので、絶対に守りたいです」と意気込みを語っている。

SNS上では、バカリズムの朝ドラ脚本決定に驚きと期待の声が続々と寄せられている。

「バカリズム脚本の朝ドラをずっと観たいと思ってました…!しかも主役は森田さん、最高すぎます」「衝撃ですー!」「バカリズムさん脚本で、森田望智ちゃんヒロインは最高すぎです✨新しい朝ドラが生まれそうで2027年が待ち遠しいです」と喜びの声が多数見られた。

「いつ寝てるんだろ」バカリズムの多忙ぶりに驚きの反応

また、多忙なバカリズムを心配する声も。「あれだけテレビ出て毎年ドラマとか映画の脚本書いて単独ライブも毎年やってるのに朝ドラの脚本書くって本当にいつ寝てるんだろ」と驚きのコメントも見受けられた。

バカリズムは近年、お笑いタレントとしての活動に加え、ドラマ「ブラッシュアップライフ」など数々の作品の脚本を手掛け、脚本家としても高い評価を得ている。朝ドラという国民的作品の脚本を担当することで、さらなる注目を集めそうだ。

「巡るスワン」は2027年春にスタート予定。バカリズム流の独特の世界観と、警察官を主人公にした珍しい設定の朝ドラに、早くも期待が高まっている。

■バカリズム 1975年11月28日生まれ。福岡県出身。お笑いタレント、脚本家、俳優。マセキ芸能社所属。1995年から2005年までは、本名・升野英知の名で、相方の松下敏宏とのお笑いコンビ・バカリズムとして活動。コンビ解散後、升野はバカリズム名義でピン芸人となった。R-1ぐらんぷり2006・2007・2009・2010ファイナリスト。脚本家として「ウレロ☆シリーズ」「素敵な選TAXI」「架空OL日記」「ブラッシュアップライフ」「ホットスポット」など数々のドラマを手掛ける。アイドルグループ・でんぱ組.incの元メンバー夢眠ねむと結婚し、2019年12月24日に入籍。