赤澤大臣から「天才だと思いました」 絶賛された百田尚樹議員「あかん、ファンになりそうや…」牙抜かれる

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 日本保守党の百田尚樹議員が20日、Xを更新。この日行われた参議院の経済産業委員会で、赤沢亮正経産大臣に質問した際に、いきなり著書を絶賛されたことから「侮れない」「アカン、赤澤大臣のファンになりそうや」とつぶやいた。

 20日の経産委員会では、百田議員が質問。赤沢大臣の所信について「私は小説家ということもあり、所信を拝聴して気になったことがある」と切り出し「文章を書くときに大事と思っているのは、読者に分かりやすく」とし、「平均的な国民のレベル」だという自分でも「ちょっと意味がわからないのがあった」と指摘した。

 特に「極めつけは『ディープテック・スタートアップ』。このことはおそらくほとんどの国民が意味が分からないのでは」と指摘した。

 これに赤沢大臣は「私は百田先生の小説はほぼ全部読んでいる」と言い出し「特に『プリズム』。あれはこんなことが書ける人がいるのか、天才だと震えた覚えがある」と大絶賛。「その先生から日本語が分からないと言われて傷つく部分もありますが」とし、「国民に分かりやすく伝えることは重要。今後も務めて参りたい」と約束。

 そして「ディープテック・スタートアップ」については「テクノロジーの中で、ゲームチェンジャーになるような、インパクトのありそうなテクノロジーのスタートアップ」だと説明していた。

 この委員会後、百田氏はXで「初めての国会質問。いきなり赤澤大臣に『百田さんの御本は全て読んでいます。特に『プリズム』には震えました。天才だと思いました』と、おだてのジャブをかまされ、勢いをそがれました。私は褒められると弱いのです。赤澤大臣、侮れないです」と投稿。

 さらに質疑後、赤沢大臣から「百田先生の作品はすべて拝読しています。『永遠の0』も『海賊と呼ばれた男』も素晴らしかったですが、『プリズム』のラストには泣かされました」と言われたといい「『プリズム』のラストの凄さがわかるとは…。あかん、赤澤大臣のファンになりそうや」とメロメロ。

 「けどなあ、赤澤大臣、『プリズム』を持ってくるとは…。あの作品は私の作品群の中ではマイナーな作品やけど、実はめちゃくちゃ深い作品なんや。赤澤大臣、相当なファンかもしれん」ともつぶやいていた。