
東京都大田区の日田神社で、深夜に賽銭が盗まれるという衝撃的な事件が発生しました。17日午前1時半頃、犯人はバールを使って賽銭箱を破壊し、わずか50秒で現金を奪って逃走しました。この神社は667年前に創建され、歴史的な重要性を持つ場所です。
防犯カメラが捉えた映像には、黒い服装に白い帽子をかぶった人物が映っており、賽銭箱の裏側に忍び寄り、工具を取り出す様子が確認されています。犯行は迅速で、賽銭箱だけでなく、他の小型の賽銭箱も被害に遭い、総額は不明ですが、修繕費用が560万円に達する可能性があるとのことです。
神社の宮司は「悲しい、つらい」と語り、長い歴史を持つ神社でのこのような事件に対する無念を表明しました。年末年始の参拝客が増える時期に、神社が狙われたことは特に痛ましいとされています。
警視庁に被害届が提出されており、捜査が進められています。この事件は、地域社会に衝撃を与え、神社の安全を脅かす深刻な問題として注目されています。今後の展開に引き続き注目が集まります。