千葉県警49歳男性警部補が捜査装い交通費を不正受給 減給処分受け依願退職 「警察の信頼を損ねる行為で極めて遺憾」

千葉県警は49歳の男性警部補が捜査を装い嘘の申告をして、交通費を不正受給したなどとして減給3カ月の処分としました。

警部補は21日付けで依願退職しました。

千葉県警によりますと、成田空港警備隊の男性警部補は、市川署刑事第二課で係長をしていた2023年10月から2025年3月までの間、22回にわたり嘘の申告を行い、交通費約2万円を不正受給したということです。

警部補は「都内などの被疑者の所在捜査」などと嘘の申告をした上で、自宅方向に向かっていたこともあったということです。

千葉県警は警部補を減給3カ月の処分とし、警部補は21日付けで依願退職しました。

千葉県警は「警察の信頼を損ねる行為で、極めて遺憾であります」とコメントしています。