
紅葉の名所、八代市の五家荘で21日午後、紅葉狩りに訪れていた家族4人が乗った車が観光施設の駐車場から約10メートル下に転落しました。3人は自力で車から脱出しましたが高齢の男性が車内に取り残され消防が救助しました。4人は全員、病院に運ばれ命に別条はないということです。
【渕上 洋平 カメラマン】
「駐車場から約10メートル下に車両が転落しています」
【五家荘平家の里 受付スタッフ 森川 美年 さん】
「この向きで駐車しようとしていた。アクセルとブレーキを踏み違えたと思う。けっこうスピードが出ていた」
21日午後1時ごろ、八代市泉町樅木にある観光施設『五家荘平家の里』で「駐車場から約10メートル下に車が転落し木に引っかかっている」と施設の関係者から消防に通報がありました。
消防や施設の関係者によりますと、車には熊本市内から訪れていた家族4人が乗っていて、このうち3人は自力で車から脱出しましたが、高齢の男性が車内に取り残されたということです。
駆け付けた消防が男性を救助し、4人全員をドクターヘリで八代市内の医療機関に搬送。全員、命に別条はないということです。
現場の状況などから、ブレーキとアクセルの踏み違えとみられています。
『五家荘平家の里』の周辺では今、紅葉が見頃を迎えていて、連日、多くの見物客が訪れているということです。