脳科学者・茂木健一郎氏「日本のブラックユーモア誤解されすぎ」―篠塚大輝さんの炎上を語る

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この記事は以下の動画を基に、動画投稿者の承諾を得た上で、AIライターが執筆しております

動画「timeleszの篠塚大輝さんが、めざましの『一発ギャグ』でやらかしたことをきっかけに、『ブラックユーモア』について考える。」で、脳科学者の氏が、timelesz・篠塚大輝さんによる朝の情報番組の一発ギャグ騒動と「ブラックユーモア」について持論を展開した。

茂木氏は番組でのギャグが炎上しグループや運営会社が謝罪した件について、「僕はちょっと騒ぎすぎかなって感じもして…一瞬のやらかし、失敗だったから、あやまって、先に行ったらいい」とコメント。事前に打ち合わせやネタの擦り合わせがなされなかった可能性に触れたうえで、「男の子ってそういう不謹慎なことを言うことがしばしばある」「生放送ならではのアクシデント」と騒動を冷静に受け止めた。

一方で、「ネット上では『言うべきことのトレーニングを受けていない』など厳しい声もあるけれど、僕はそこまでの悪意は感じない」と語り、「きちんと謝罪して、先に行きましょうかって感じ」と独自の寛容な視点も披露した。

また本題の「ブラックユーモア」について、「コメディって本来は人間を肯定するためのもの」「人を傷つけたり揶揄したりするのがブラックコメディだと思っているのは大きな誤解」と断言。海外のコメディ事例を引き合いに「リッキー・ジャーヴェスさんやジョン・オリバーさんのようなコメディアンは、社会を批判しつつ最後はハートウォーミングに締めくくる。人間っていいなという温かさがある」と、誤解されやすいコメディの本質を強調した。

さらに、「日本はもともと人に温かい国。余裕があるからこそ、ブラックユーモアをネガティブな方向ととらえがちだけど、本来はヒューマンライツや幸せに通じるもの」「今の時代、白魔術としてのコメディで多様性や温かさを伝える役割が求められている」と述べ、コメディがもつ社会的意義にも言及した。

最後に茂木氏は「今回のやらかしをきっかけに考えたことを伝えたかった。コメディやブラックユーモアの本質を、もっと正しく理解してほしい」とメッセージを送り、動画を締めくくった。

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