BALLISTIK BOYZ“第2章”2025年締めた 汗だく全30曲 松井利樹「伝説作りに来ました」

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 7人組ダンス&ボーカルグループ・BALLISTIK BOYZが23日、TOYOTA ARENA TOKYOで単独公演を開催。6月に初アリーナ公演、7月には初アジアツアーを経験し、グループの“第2章”を開幕させた1年の締めくくり。全員がダンス、ボーカル、ラップをこなす実力派としての真価を全30曲の歌唱で魅せた。

 冒頭、ステージにはダミーのシルエットを映し、7人は客席からサプライズ登場。悲鳴に近い歓声が飛び交った中、同所が10月に開業されたばかりであることになぞらえ、松井利樹(25)は「できたばかりのこの会場に伝説作りに来ました」と堂々と宣言した。

 グループは3月にベストアルバムを発売し、6月のアリーナ公演を経て第2章に突入。松井が「どんな会場でも一つにできるのが強み」と語るように、観客とジャンプする定番曲「PASION」では、サビを何度もリピートする恒例の“無限パシオン”を行い、会場が一体となって大暴れした。

 「5回目」を終え、全員が汗だくで「後悔はない!」とやりきった表情を見せると、客席からTHE RAMPAGEの陣やEXILE AKIRAらが登場し「あかんあかん。このままやったら皆風邪ひくで」とあおる場面も。思わぬサプライズに会場のボルテージが再び急上昇した中、この日は6回、前日と合わせて計12回もの無限パシオンを繰り広げた。

 熱狂冷めぬまま公演を終え、砂田将宏(25)は「第2章良いスタートが切れるなって確信に変わった」と笑顔。グループとしては海外展開を視野に入れているだけに深堀未来(26)は「先は長いけど絶対にいつかは僕たちが目指してる夢を全員でつかみにいきましょう!」と呼びかけていた。