松岡昌宏がTOKIO解散後、完全独立を果たした。新たに設立されたマネジメント会社「Mム」は、松岡が48歳で歩み始めた新しい道の象徴だ。TOKIO解散からわずか数ヶ月後、松岡は11月末をもって旧事務所との契約を終了し、12月からは完全に自立した活動を開始することを発表した。
この突然の決断の背景には、国分地のコンプライアンス違反問題がある。今年6月、日本テレビが発表したこの問題により、TOKIOは解散を余儀なくされた。松岡は、グループの解散を受け入れ、わずか2分で決断を下した。この迅速な判断は、彼と常島との深い信頼関係を物語っている。
新会社の設立場所は、旧事務所の廃業予定地と同じ。これは偶然ではなく、松岡にとっての過去への敬意を示す意味が込められている。新会社は、音楽著作権の管理や現盤の企画など、これまで旧事務所に依存していた業務を自ら手掛ける方針だ。彼の強い決意が感じられる。
松岡は、12月上旬に三越劇場で行われる舞台に出演予定で、これが独立後の初仕事となる。この新たな挑戦に、ファンの期待が高まる中、松岡は自らの力で新しい未来を切り開く決意を固めている。36年間の歴史を背負い、彼は新たな物語を歩み始めた。
