「ガサ入れ報道があったけど…」米倉涼子の主演映画『エンジェルフライト』公開予定に「変更なし」

イベントのドタキャンなど、公の舞台から姿を消している米倉涼子だが……

10月にマトリによる「ガサ入れ」報道が

“雲隠れ”を続ける女優の米倉涼子(50)を巡り朗報だ。

来年2月13日に世界配信されるアマゾンプライムビデオの主演映画『エンジェルフライト THE MOVIE』が予定どおり公開されそうなのだ。

同作に出演する俳優の事務所関係者は、本サイトの取材に

「製作サイドからは『(公開について)変更はありません』と伺っています。ギャラもすでに支払われています。このまま予定通りいくみたいですよ」

と語る。

原作は作家・佐々涼子さんの著作『エンジェルフライト 国際霊柩送還士』。海外で亡くなった日本人の遺体を国内に、あるいは日本で亡くなった外国人を母国に搬送する業務を担う国際霊柩送還士の姿を描く。

米倉は羽田空港内に事務所を構える「エンジェルハース」の敏腕社長役。ドラマシリーズは‛23年3月にプライムビデオで配信が開始され、NHKでも今年5月3日~6月7日に放送された。

暗雲が垂れ込めたのは、今年10月。「文春オンライン」が米倉に対し、厚労省関東信越厚生局麻薬取締部、通称「マトリ」が麻薬取締法違反容疑で捜査を進める方針であると報じたのだ。8月に米倉の自宅をマトリが家宅捜索したという報道もあった。

この報道の直前、米倉は登壇予定だったイベントを相次いで取り止めた。

9月19日のバーニーズニューヨーク銀座本店のアンバサダー発表会と10月6日の『第21回クラリーノ美脚大賞2025』を体調不良を理由に欠席。9月25日の『ジャガー・ランドローバー・ジャパン』の人気車種「ディフェンダー」のアンバサダー就任イベントも直前になって辞退していた。

同居していたアルゼンチンダンサーの行方

頻繁に更新してきたインスタグラムも8月19日を最後に更新がストップ。ネット上では体調面を心配する声が多く寄せられていた。

事情を知る別のテレビ局関係者は取材に対し、

「そのあとに文春の報道があり、衝撃が走りました。マスコミは米倉さんの自宅に殺到しましたが、すでに別の場所に移動したあとでした。米倉さんが当局から事情を聞かれていたことは間違いありませんが、それをもって『クロ』と断定するのは早計。事実、文春の“ガサ入れ”報道から1ヵ月ほどが経過しましたが、新たな動きはありません。同居していたアルゼンチンダンサーは現在日本にはいないようです」

と話す。

とはいえ、これだけの混乱が生じている以上、本人による説明は必要だろう。ましてや、来年2月に『エンジェルフライト』の世界配信が控えている。公開前には関連イベントが予定されているそうで、何事もなかったかのように出演するのは厳しいと思える。

「米倉さんは責任感の強い人。多方面に迷惑が及んだことを考えると、2月の配信前に何らかのアクションを起こすのではないでしょうか。実際、そのような動きが水面下で進んでいるそうです」(同・テレビ局関係者)

同作は米倉ありきの作品。視聴者が物語に入りこむためにも、余計な雑音は早めにシャットアウトしたいところだ。

米倉を知る芸能プロ幹部は

「もともと彼女は『脳脊髄液減少症』の持病持ち。これは頭痛やめまい、記憶力低下、睡眠障害、倦怠感などを引き起こす難病で、現在も治療中といいます。一連の報道で心労は相当でしょう。あまり無理はしないでほしいですが……」

と心配する。

“お蔵入り”という最悪のケースは免れそう。まずは米倉本人の言葉を待ちたいところだ――。