
沖縄で深刻な断水が続いています。昨日、沖縄本島北部のダムと上水を結ぶ水道艦が破損し、大規模な漏水が発生。那覇市、浦添市、糸満市、南城市など広範囲にわたって断水が広がり、住民の生活に深刻な影響を及ぼしています。特に、那覇空港では今朝から飲食店の営業を取りやめ、給水が行われているものの、依然として水不足が続いています。
沖縄県の発表によれば、今朝4時には上水道の供給が再開されたものの、各自治体は水の濁りを確認しながら家庭への給水を再開する方針です。このため、断水の影響は長引く可能性があり、特に一部の小・中学校では給食の提供が困難になり、下校時間を早める措置がとられています。
住民からは「赤ちゃんがいるので水が必要」との声が上がっており、給水所も設置されているものの、混乱が続いています。沖縄の人々はこの未曾有の事態に直面し、生活の基盤が揺らいでいます。今後の状況に注視が必要です。