
日本の国連大使が中国の主張に強く反論し、国際社会に向けた緊急の警告を発しました。24日、山崎和之大使は国連事務総長アントニオ・グテレスに対し、中国の不当な批判に対する反論を正式に送付しました。これは、中国が日本の岸田総理の台湾に関する発言を巡り、「誤った発言を撤回していない」と非難したことに対する即座の対応です。
山崎大使は、中国の主張が事実に反し、根拠を欠いていると指摘。特に、自衛権の行使に関する中国の言及は誤解を招くものであり、武力攻撃が発生していない状況での自衛権の行使を暗示することは許されないと強調しました。さらに、中国による他国への威圧的な措置は、国際社会全体が反対すべきであると明言しました。
この書簡は、日本と中国の間の緊張が高まる中での重要な一手といえます。国際社会における日本の立場を守るため、山崎大使の行動は迅速かつ決定的です。今後の展開に注目が集まっており、国際問題における日本の影響力が試される局面に突入しています。