
お笑いコンビ・クロスバー直撃の渡邊センスがダウンタウン・松本人志の女性問題の報道に関して、写真週刊誌「FRIDAY」の記事で名誉を毀損されたとして、発行元の講談社などに対して損害賠償などを求めた訴訟で東京地裁(葛西功洋裁判長)は25日、講談社側に220万円の支払いを命じた。渡邊は判決の瞬間には、何度もうなずき、撮影を含めおよそ3分ほどで閉廷した。
報道陣の取材に応じた渡邊は「時間がたっぷりあったんで」と手づくりの「勝訴」ボードを手にガッツポーズで撮影に応じ、満面の笑みで「完全に勝ったりましたわ!圧勝です」と勝利宣言。「これで一応2年間の出来事の終止符を打つ事ができたかなと思う」と語った。
訴訟では講談社側へ損害賠償金1100万円などを求めていた。「それ以上のものを失ってるんで、もちろんそれが妥当だと思っていた」としたが、220万という判決には「納得している」とも語った。
訴訟を起こした理由も踏まえ「黙って見過ごす訳にはいかなかった。書かれたことによってチャンスを失ったりする人に対しての緩和になればやった意味はあると思う」と語った。
劇場出演はしていたが、カメラを向けられるのはおよそ2年ぶりという。この期間、松本からは「気遣い的な言葉はいただいてる」と明かした。
松本は今月1日に配信サービス「DOWNTOWN+」で約1年10カ月ぶりに活動再開を果たした。同サービスへは「出たいは出たいけど、2年間ブランクがあるんであのレベルに出るとスベリ続けるんじゃないかと思います」と苦笑。それでも「元の芸人の姿に、徐々に徐々になじんで行けたら。バラエティーの場所にたまにでもいいけど、また活躍出来るチャンスがあれば、何にせよまたお声をかけていただきたい」と語った。