マリウス葉さん 久々に公式の場に現る 国連WFPコンテストで特別審査員 ドイツでの人助けの体験を語る

main-image

 2022年いっぱいでSexy Zone(現timelesz)を脱退し、芸能界から引退したマリウス葉さん(25)が25日、都内で開催された「WFPチャリティー エッセイコンテスト2025」の表彰式に出席した。飢餓のない世界を目指して活動する「国連WFP」が主催するコンテストで、今回から特別審査員として参加した。

 マリウスさんは、審査員特別賞の選考を経験して「言葉を紙に書くことで人の心を動かす、その力を証明してくれていると思う。未来を作るのは私たち一人一人だと感じた。世界では十分な食料があるのに飢餓が続いている。1人の力で終わらせるのは難しいけど、連鎖が続いたらと思う。ポジティブな変化を見いだす大切なステップだと思う。本当に素晴らしい作品をありがとうございました」と総評を語った。

 今回も小中学生が多数の作品を寄せた。中学生の時に誰かのために取り組んだ活動について問われ、ドイツ・ハイデルベルク生まれのマリウスさんは「年に何度かは帰ることがある。中学生の時に(ドイツが)難民を受け入れていて、道を歩いていた時に同い年くらいの男の子が『ご飯を食べるためにお金下さい』と言っていた。ただお金を渡すのはあれだなと思って、一緒にランチ食べようと誘った。お話を聞いた。お金を寄付することも大事だけど、一緒に寄り添うことも大事だなと実感した。人を助けたいなと思った」と人助けの体験を語っていた。