
TBS系「サンデー・ジャポン」が26日放送され、高市新政権で農相から防衛相に横滑りした小泉進次郎氏について取り上げた。
高市内閣では、小泉進次郎氏が農相から防衛相へ就任。番組では、小泉氏の「(高市首相から)『農水大臣やってもらったけども、さらにスピードを挙げて力を入れて』という力強い指示がありました」との話を伝えた。さらに防衛相就任について「地元に横須賀基地もあるし、ちょっと期待」「米価格は高いまま」「“穀防”ができなかった人には無理でしょう」とのSNSで賛否の声が上がっていることも紹介した。
MCの爆笑問題・田中裕二が「防衛大臣、これからもかなり重要なポストですね?」と聞くと、TBS政治部デスクの室井祐作氏は「重要です。財務、外務、防衛。後、総務とか経産とか重要閣僚の一つと言われてます」と回答。続けて「ただ私の知る限り、小泉大臣って防衛に詳しい人っていう印象はないんですね」と率直に語った。
高市首相は24日の所信表明で、防衛費の対GDP比2%増額の目標の前倒しや防衛3文書改訂の方針について表明。室井氏は「さらに今後、防衛費の増額の話であったり、防衛3文書の改訂ということで、今後国会の矢面に立たされる場面ってすごく増えると思うんですね」と指摘。「これまでの小泉さんといえば選挙の顔として地方を巡って、選挙応援に行っていた。防衛大臣になると、なかなか行きにくくなるんですね。ということもあって政府与党内からは高市総理がライバル潰しじゃないか、小泉封じの人事をしたんじゃないかというような声も出ているんですね」と紹介した。