Author: d3001

松本明子の仰天副業!貸キャンピングカー屋「儲からない」も続ける理由 激安賃料が凄かった

05 November 2025

 タレントの(59)が“もう一つの顔”で輝いている。それは東京・杉並区で軽専門のレンタカー店を営む「店主」の顔。一見、とっぴに見えるこの事業には「タレント・」としての規格外の行動力と「人間・」としての切実な悩みと堅実さが複雑に絡み合っていた。松本自身の「節約魂」と「人を楽しませたい」というサービス精神が融合した意外な副業に迫った。  事業が始まったのは2021年3月。その原点は、2019年末に始めた登山にあった。「もともとは、膝に水がたまってしまって。いろいろな人に相談する中で『負担がかからないハイキングとかウオーキングを』と勧められたのがきっかけです。低山から登り始めたら、膝の痛みも消えて、体調も良くなった」とハマったという。  芸能界きっての倹約家として知られる松本。低山を踏破していく中で「これはケチな私でもお金をかけずにできる節約レジャーだ!」との喜びもつかの間、北アルプスなど本格的な山を目指し始めると、大きな壁にぶつかった。  「長野や山梨まで行くと新幹線代、前泊のホテル代、登山口までのレンタカー代と、結局お金がかかるんです。これはイカン。登山口の近くで仮眠できる車があれば、全部解決するのに…と思ったんです」  この「人間・」としての切実な悩みが、「タレント」としてのアイデアと行動力に火をつけた。「軽トラックに、キャンプ用のテントを乗っけたようなものがないかなぁ~と思って、イラストを描いたんですよ」。イラストを頼りにネットで探し当てたのが、青森県のCAR FACTORY TARBOWが製作する「Bug-truck(=バグトラ)」だった。  自ら電話をかけ「気に入ったんですけど、青森に行かないと買えないんですか?」と問い合わせ。紹介された神奈川県内での販売先で実物を目にした瞬間、気に入った。「こんなに小回りが利いて、車中泊もできるなんて最高!」。ただ、それだけでは終わらない。「自分だけで使うのはもったいない。よし、レンタカー屋をやっちゃおう!って」  規格外の行動力は加速する。所属事務所の社長に「副業をやらせてほしい」と直談判。さらに、香川の同級生のつてから専門のレンタカー事業の経営者に話を聞くため、福岡の本部へ突撃。加盟を懇願した。「前年度の9月から計画を立てて、司法書士さんや運輸局への許可を取りに行ったり…。もろもろ半年くらいかかりました」。驚異的なスピード感で、タレント業と並行してレンタカー屋開業への道を切り開いた。  自身の芸能活動を長らくサポートしている運転手・廣田芳直さんと二人三脚で事業をスタート。開業から4年半を「あっという間ですねぇ」と振り返りつつ「やっぱり…なかなかもうからないですね」と苦笑いする。四季のある日本の美しさを求め、春秋は長期利用する外国人旅行者もいる。ただ冬場は予約が減り、都内の駐車場代、保険代など維持費は待ってくれない。  「そんなに黒字にはならないですよね」とありのままを明かす。それでも「でも、本当に楽しいんですよ」と笑う。タレントとしての仕事がない日は、自ら車の点検や清掃を行い、利用客を見送る。「お客さんが喜んで帰ってきて『楽しかった~!』『松本さん、お土産買ってきたよ~』とサツマイモやキノコを渡してくれるのが本当にうれしくて」。その瞬間、二つの仕事が交差する。「芸能の仕事も、お客さま商売も同じ。喜ぶ顔を見たいというのが、元気の原動力」。タレントとしてのサービス精神と、店主としての実直なやりがいは、見事なまでに重なり合う。  40~60代の客は、出発前に「タレント・」として記念写真を求め喜んでくれる。一方で「10代や20代の学生さんたちは、を知らない世代もいて。『店員さんとそんなサービスがあるんですか!?』ってぽかんとしたり、『家に帰っておばあちゃんに聞いてみます』なんて言われたり(笑)」。そんな交流を心から楽しんでいる。利用者との飾らない交流は、店主としてのサービス向上に直結する。「お客さんの『4人家族で寝たい』『たき火がしたい』といった声に応えて、布団セットやたき火セットを導入したり。お客さまのリクエストにお応えしてその都度やっています」。どこまでも実直な「人間・」が事業面でも生きている。  1983年デビューの「不作のアイドル」仲間とは「みんな売れていないから、みんな仲良いんですよ」と今も自主ライブを続けるなど、タレント活動にも衰えはない。最後に、二つの顔が融合した大きな夢を語ってくれた。「今はバラバラの駐車場に置いている4台を、いつかまとめて置ける事務所を持つのが夢ですね。あとは、地球に優しいEVのも扱ってみたい」。そして「今度はステージ付きのレンタカーを作って、不作の仲間たちと全国を旅しながら歌いたいですね!」とらしい言葉で締めくくった。  「健康」、「節約魂」という誰もが抱く動機から始まったささやかな事業が、今では「タレント」としての新たな夢を生む。走り続ける原動力は一つ。「お客さんの喜ぶ顔が見たい」。そのシンプルな思いが、のエンジンを全開にさせている。  ◇松本 明子(まつもと・あきこ)1966年4月8日生まれ。香川県出身。1982年にオーディション番組に合格。83年に「♂×♀×Kiss(オス・メス・キッス)」でアイドル歌手デビューを果たした。90年代に入って、テレビ東京系「TVチャンピオン」日テレ系「電波少年シリーズ」などでMCとして活躍。バラドルの第一人者として君臨。副業としてのレンタカー業の経営以外でも、本業で歌唱活動も、情報番組のコメンテーターもこなすなどマルチに活躍中。

谷原章介「外国人というだけでアレルギー持つ風潮危険」と外国人政策で私見「日本に溶け込もうと努力している人いる」

05 November 2025

 フジテレビ系「サン!シャイン」が5日放送され、高市早苗首相の肝いり政策である外国人政策について取り上げた。  番組では、高市早苗首相の肝いり政策である外国人政策に関する関係閣僚による初会合が4日、開かれたことについて取り上げた。高市首相や担当大臣である小野田紀美外国人共生相をはじめ、ほぼ全ての閣僚が出席。外国人政策の主な3つの問題として「不法滞在や経営・管理ビザなどの出入国管理」「観光客のマナー違反などオーバーツーリズム対策」「外国人による投資目的の不動産保有」が挙げられたと伝えた。  これまで省庁ごとにバラバラだった情報を、小野田担当相を司令塔として一本化する体制にしたと紹介した。  MCの谷原章介は「排外主義的な、外国の方っていう時点でアレルギーを持つような風潮がどんどん高まっている、危険じゃないですか。日本にそもそも溶け込もうと努力している、横浜にも中華街という華僑があったりとか、そういう人たちはそういう人たちで社会に貢献してくれているのだから、そこは認めなきゃいけないですよね」と外国人という言葉でひとくくりになっている現状に私見を述べた。  メイプル超合金のカズレーザーは「それは認めた上で。でも、同じラベリングで外国人ってなってて、イメージが悪くなってるから。じゃなくてその原因は何なのか。単純に法を犯す人はそりゃ摘発するべきだっていうのをはっきり言う、というだけの問題ではあるじゃないのかなと」とコメントした。  さらにほぼ全ての閣僚が携わることに、「これで一本化してまとまるのはすごくいいんですけど、これが船頭多くして船が山に…みたいなことにならなければいいなと。問題点がはっきりしているから」と危惧を語った。