05 November 2025
毎日新聞専門編集委員の佐藤千矢子氏が5日、TBS系「ひるおび!」に出演。日本維新の会が連立の絶対条件として自民党に求めていた議員定数削減の成立の可能性について言及した。 4日に衆院本会議が開かれ、各党の代表質問で本格的な論戦がスタートした。代表質問に立った維新・藤田文武共同代表が議員定数削減への決意を問うと、高市早苗首相は「議員定数削減は身を切る重要な課題であると認識しており、合意文書の内容を踏まえ、御党と共に取り組む決意です」と述べた。 番組では、比例代表のみ50議席削減した場合の議席について毎日新聞による試算を紹介。削減が実現した場合、自民党と維新で過半数を超えると伝えた。 佐藤氏は「小選挙区よりも比例の方が議席が多い中小政党の方がより打撃を受けるということになりますよね」と試算について分析。「だから野党はみんなこぞって反対するでしょうけど。まずは自民党の中も“じゃあ、いいわ”っていう話になるかと言うと、そんな簡単ではなくて。自民党の中をまずまとめるというところから大変なことで」と、野党はもとより自民党の中からも反対意見が噴出すると述べた。 「今言われているのは、1割削減とか50削減とか比例とか、そういう具体的なことを法案に書き込むと、まとまらないので。プログラム法っていって本当に理念法みたいな、“そういうことを目指しましょう”みたいなバグッとしたものを何とか自民党としてまとめて出すだけ出して…」と、詳細をあいまいにしたままの法案を提出する可能性を指摘した。 MCの恵俊彰が「でも維新は成立を求めているんでしょ?」と維新は納得しないのでは聞くと、「ここに吉村さん(代表)が来たときに『継続審議になったらどうですか?』って直接聞いたら。『その場合はしょうがないですね』って吉村さんはっきりおっしゃってましたから。じゃあ、まあ継続はしょうがないんだなあ、“まずは出してください、そこまではやってください”ってことなのかなあ」と説明。それでも「それも大変だと思いますけど、自民党は」とハードルの高さを解説していた。
05 November 2025
11月1日、俳優のが自身初となる単独アジアツアー『TENBLANK from “Glass Heart” FAN MEETING – ASIA TOUR feat. Takeru Satoh』をスタートさせた。同日の初日は台北で行われ、ソールドアウトした3000枚のチケットを手にしたファンとともに熱狂したライブが話題となっている。 ギャップにファンついていけず… 「Netflixで配信された『グラスハート』の劇中バンドのボーカルを務めた佐藤さん。今回はそのバンドを背負い、アーティストとしてのファンミーティングとなりました。台北のあとはソウル、香港、バンコクとアジアの4都市を回ります」(芸能ジャーナリスト、以下同) ライブ初日には、冒頭から『旋律と結晶』『約束のうた』と、サポートミュージシャンとともに楽曲を披露。MCでは中国語を使っての自己紹介や、台北での思い出などを語り、現地ファンとのコミュニケーションを楽しんでいた。 さらに前出の芸能ジャーナリストは、ライブでの佐藤の変化にも触れた。 「ライブでの佐藤さんは金髪にイメチェンしていました。そんな金髪を逆立てた“ツンツンヘア”で、バンドのボーカルらしいワイルドな印象が強めでしたね。黒地で花柄があしらわれたジャケットを着用していた佐藤さんですが、そんなシックな衣装と、金髪のコントラストが目立っていました」 3日には、自身のInstagramを更新した佐藤。今回の台北でのライブの様子やオフショットをアップした。そんなショットに絶賛の声も上がる一方で、ネットでは違和感の声も同時に聞かれていた。 《かっこいいし歌も上手いんだけどなんというか、見てると恥ずかしくなる感全開というか》 《健はん、どこを目指してまんのや》 《なんか痛々しい》 これまで、2006年の俳優デビューから多数の作品に出演してきた佐藤。そんな演者としてのイメージが強いだけに、アーティストとしての姿は未だに慣れないファンもいるようだ。 「今回の『グラスハート』で共同エグゼクティブプロデューサーを務めた佐藤さんは、仕草や顔の角度、目の表情や声など、どのシーンをとっても究極の“カッコイイ姿”を追求しています。《王道のエンターテインメントを照れずに堂々とやりたい》と語るほど、彼自身も枠を超えた挑戦だったようです。これまで口数の少ないクールな印象が強かった佐藤さん。そのギャップが、今回の違和感を引き起こしているのかもしれません」 佐藤にとっても新たな世界への挑戦を、見慣れる日が早く来るといいのだが……