「残酷な天使のテーゼ」作詞家、30年経っても「エヴァ観てない」と衝撃告白
及川眠子さん この記事のまとめ βAIにより本文を要約しています 作詞家の及川眠子さんが「残酷な天使のテーゼ」30周年を記念し、「未だにエヴァ観てない」とXに投稿し話題です。彼女の未視聴発言は驚きとユーモアを呼び、作品のテーマを捉えた歌詞が30年の人気を支えていることが示されています。 作詞家の及川眠子さんが25日、X(旧ツイッター)に書き込んだこんな投稿が注目を集めている。 ◇ 「残酷な天使のテーゼ」が発売されてから、今日で30年。相変わらずエヴァ観てない。ごめん。 ◇ テレビアニメ『新世紀エヴァンゲリオン』のオープニング曲「残酷な天使のテーゼ」(及川眠子作詞、佐藤英敏作曲)がリリースされたのは1995年10月25日。今なお多くのファンに愛され、カラオケランキングでも常に上位を維持する国民的ヒット曲である。しかし、及川さんが「未だにエヴァ観てない」と告白したことが話題を呼び、ネット上で驚きとユーモアを交えた反応が広がっている。 及川眠子さんの「エヴァ未視聴」発言、1年前にも同様の告白 これには“前フリ“があって、ちょうど1年前の同日の投稿では、こう書き込んでいたのだ。 ◇ #残酷な天使のテーゼ 1995年10月25日に発売されて、今日で29年らしい。スゴいね。たくさんの人たちが聴いてくれて、カヴァーしてくれて、カラオケの上位にもいて、そしてもちろんエヴァンゲリオンはずっと愛され続けている。有り難いことだ。 でも未だにエヴァ観てない。ごめん。 ◇ これらの投稿は、それぞれ1500万件前後の表示を記録し、大きな注目を集めている。「残酷な天使のテーゼ」は、作詞を担当した及川さんが、キングレコードのプロデューサーから「哲学的な」「難しい歌詞にしてくれ」との依頼を受け、わずか2時間で書き上げた、というエピソードが過去にテレビ番組で語られたこともある。 たった2時間で書き上げた歌詞が30年の時を超える この「エヴァ未視聴」発言に対し、X上では世代を超えて多様な反応が寄せられた。以下に、代表的なコメントをいくつか紹介する。 ◇ 「もうこのまま観ないで」 「見てない理由をわざわざ聞いてるやつやばいな」 「そろそろ見てほしいです。新劇場版でいいです」 「それでどうしてストーリーと詩の内容があそこまでリンクするのか謎」 「僕もまだ観たことないです。AIの暴走など今やこれからの社会情勢も投影されてるような話みたいです」 ◇ 全体の傾向として、驚きの声が最も多く、及川さんの率直な発言にユーモアを感じるコメントや、「観てほしい」と促す声が目立った。及川さんがアニメ本編を深く知らずとも、作品のテーマを捉えた歌詞の普遍性が、30年にわたる人気を支えていることがうかがえる。 ■及川眠子(おいかわ・ねこ) 作詞家。1960年2月10日生まれ。和歌山市出身。『残酷な天使のテーゼ』『魂のルフラン』(高橋洋子)、『淋しい熱帯魚』『愛が止まらない』(Wink)、『東京』(やしきたかじん)など数々の歌い継がれる名曲、ヒット曲を手掛け、1,000曲以上作品を世に出している。
