BS-TBS 開局25周年特別番組を発表 芳根京子出演のドラマ×紀行番組や7年ぶり新作「水戸黄門」など豪華ラインナップ

05 November 2025

 BS-TBSが5日、都内の同局で、開局25周年を記念して放送される五つの特別番組の説明会を開催した。  その一つ「25年目の恋~もう一人の芳根京子、ローマへ行く~」(12月14日、後7・00)は、紀行とドラマを融合させた新感覚の紀行番組。俳優・芳根京子が物語の主人公として、イタリアを旅するパートと、「もう一人の芳根京子」として出演する「ドラマパート」が繰り返される構成だ。  ドラマパートから展開する今作は「もう一人の芳根京子」の叔母が残した「ハネムーンの日記と謎の手紙」を見つけるとこらから物語が始まる。それを頼りにイタリア・ミラノへ旅立ち、生涯独身だったはずの叔母の知られざる人生を探る…という内容。人気ドラマ「MIU404」や「アンナチュラル」で知られる新井順子氏がプロデューサーを務め、ドラマの物語はメフィスト賞受賞作家・金子玲介氏が執筆。  撮影の真っただ中という芳根は「プライベートでは行けないような濃密な旅になりそうでワクワクしてます」とコメント。現実なのかフィクションなのか、これまでとは違う没入感を与える番組に「ドラマとリアルの線引きが曖昧なのが面白いところだと感じています」とし、「その境目が曖昧になっている不思議な世界に皆さんをお連れできたらうれしいです」と期待をあおった。  その他、船越英一郎が名探偵・明智小五郎を演じるサスペンスドラマ「江戸川乱歩原作 名探偵・明智小五郎『怪人二十面相』」(12月7日、後7・00)、同局では7年ぶりの新作となる「水戸黄門スペシャル」(12月28日、後6・00)、五木ひろしのデビュー60周年を記念して行われる「デビュー60周年記念コンサート 五木JAM」(12月28日、後8・00)、米大リーグ・ドジャースの大谷翔平選手の活躍をクイズプレイヤー・伊沢拓司が独自の目線で紐解く「MLB大谷翔平ハイライト2025」(12月29日、後6・00)など、バラエティー豊かな番組が発表された。

湯原昌幸 元アイドル妻から「三行半を突きつけられないように」ディナーショーでデュエット唱

05 November 2025

 歌手の湯原昌幸(78)が5日、東京・代官山の鳳鳴館で新曲「どうかしてるね」の発売記念ディナーショーを開催した。  今作は徳間ジャパンへのレーベル移籍第1弾で、作詞を「残酷な天使のテーゼ」の及川眠子氏(65)、作曲を「天城越え」の弦哲也氏(78)が手がける。節目のディナーショーとなり、妻で歌手の荒木由美子(65)も会場に応援に駆けつけた。荒木は1983年に人気絶頂のアイドルだった23歳で湯原と結婚している。  湯原は「テーマは妻からの三行半。世の旦那さんに伝えたいのは“今の生活にあぐらをかいてはいけません”。油断してぬるま湯に浸かっていると、妻の方から栓を抜かれます」と笑いを誘った。荒木は「3年前から湯原さんと“弦哲也先生に曲を書いていただきたい”と話していて、それが実現して本当にうれしいです。湯原さん、三行半を突きつけられないように気をつけてくださいね」と笑顔で語った。  ステージでは新曲のほか、ヒット曲や荒木とのデュエットも披露。ゲストの弦氏が「天城越え」などを弾き語りで披露し、約100人の観客を魅了した。