
首都圏で相次いだ闇バイトによる強盗事件のうち、東京・国分寺市や埼玉・所沢市で起きた事件の実行役の男に懲役10年の実刑判決です。
佐藤聖峻被告(26)は2024年、仲間と共謀し国分寺市と所沢市の住宅に押し入り、住人に暴行を加えてけがをさせた上、現金あわせて約900万円などを奪った罪に問われています。
東京地裁立川支部は6日の判決で、「SNS上の募集に応じて指示役と連絡をとり、安易に犯罪に加担したのは短絡的というほかない」と指摘しました。
その上で、「金品を物色し多額の現金を発見するなど重要な役割を果たし、主体的に犯行に加担していた」として懲役10年を言い渡しました。