
韓国で解体作業中の建物が倒壊し、作業員7人が生き埋めとなっています。
現地の消防当局によりますと6日午後2時過ぎ、韓国・南東部蔚山(ウルサン)市の火力発電所で、高さ60メートルのボイラー施設が倒壊しました。
施設は老朽化のため10月から解体工事が行われていて、事故当時、作業にあたっていた作業員9人が巻き込まれました。
うち2人は崩れ落ちた構造物の下から救出されましたが、7人が現在もがれきの下敷きになっているということです。
通報を受けて駆けつけた消防が50人余りを投入し救助活動にあたっていて、韓国政府は「利用可能な全ての装備と人材を動員して人命を救助するよう緊急指示した」としています。