12歳少女を人身取引か…個室マッサージ店で“接客”33日間に62万7000円売り上げも全額が逮捕の経営者の男へ

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東京で衝撃の人身取引事件が発覚。12歳の少女が個室マッサージ店で33日間にわたり“接客”を強いられ、62万7000円もの売上を上げるも、その全額は逮捕された経営者・細野正幸容疑者の手に渡っていた。少女は母親と共に日本に短期滞在で入国し、マッサージ店で働くよう指示されたという。

少女は、母親が働いている間、店舗の台所で寝泊まりしながら過酷な環境での生活を強いられていた。母親は翌月に帰国し、少女は一人残され、さらなる絶望に直面。彼女の訴えがなければ、この凄惨な状況は明るみに出なかった。

少女は「日本に帰りたい」と入国管理局に自ら出頭。警視庁は、仲介業者を通じた人身取引の可能性を示唆し、捜査を進めている。経費庁はこの事件を「人権を無視した悪質な事案」とし、少女の安全な帰国に向けた支援を行うと発表した。

この事件は、無防備な少女がどのようにして悪質な犯罪の犠牲になったのか、衝撃を与えると同時に、日本社会における人身取引の深刻さを浮き彫りにしている。今後の捜査の進展が注目される。