名古屋市での26年前の未解決殺人事件に新たな進展があり、安福久美子容疑者（69）が逮捕されました。彼女は、1999年11月に高さんの妻子を刃物で刺殺した疑いが持たれています。逮捕までの年月は長く、捜査の難航が指摘されていますが、安福容疑者は事件後も被害者家族の近くで静かに生活を続けていました。
近隣住民によると、安福容疑者は地域との関わりを極力避け、夫が主に地域の行事に参加していたため、彼女の存在はほとんど知られていなかったと言います。彼女は引っ越し時に「花を大事にしたい」と言い、庭には美しい花々が咲き誇っていました。しかし、彼女の穏やかな表情の裏には、恐ろしい過去が隠されていたのです。
逮捕のきっかけは、昨年からの再捜査で、安福容疑者のDNAが事件現場に残された証拠と一致したことでした。彼女は高校時代から被害者に対する執着を抱いていたとされ、事件当日には被害者の夫が不在であることを把握していた可能性も浮上しています。
安福容疑者の逮捕は、地域住民に衝撃を与え、彼女の二面性に対する驚きの声が上がっています。なぜ26年間も彼女の存在が見過ごされていたのか、そして真相は何だったのか。今後の捜査が注目されます。
