置き去りにされた12歳少女の母(29)は台湾滞在…タイメディア「悲劇的な話」一斉医報じる 人身売買対策センターが捜査

都内でタイ人の少女に性的な接客をさせていた疑いで男らが逮捕された事件で、少女の母親が台湾にいることがタイ警察への取材で分かりました。

この事件を受けて、タイ警察の人身売買対策センター長のタッチャイ氏はFNNの取材に対し、「日本から連絡が来た」とした上で、「こうしたケースは初めてで、情報を受けて関係者や証拠を捜査中だ」と述べました。

また、タイ警察への取材で、少女の母親は29歳で、日本やベトナム、台湾への複数回の渡航歴があり、現在は台湾にいることが分かりました。

タイ警察は、背後にいる可能性があるタイ人や日本人の関係者の特定を進める方針です。

一方、タイの地元メディアは、「タイ人の少女の悲劇的な話」などと一斉に報じています。

多くは日本の報道を引用する形で、「タイ人の12歳の少女が実の母親に東京のマッサージ店へ連れて行かれ、性的人身売買のために置き去りにされた。警視庁がこれまでに発表した人身売買事件で最年少の被害者だ」などと詳しく伝えています。