
日本維新の会・吉村洋文代表が8日、読売テレビ・日本テレビ系「サタデーLIVE ニュース ジグザグ」に生出演。高市早苗首相が初の衆院予算委員会で本格論戦に臨んだ7日、午前3時からスタッフと勉強会を行ったことに触れ、国会運営について「変えなきゃダメ!」と訴えた。
吉村氏は「いや、ほんっとに(高市さんの)体調が心配です。あれだけの外交日程をこなすのは、計り知れない負担がかかってると思う、心身ともに。それ終わってすぐに国会でしょ。かなりハードワークだな、と。休む時には休んでもらいたい」と、トランプ大統領との日米首脳会談に始まり、日中首脳会談、日韓首脳会談などの外交スケジュールをこなした後、国会にのぞむ高市首相の体調を心配した。
番組では、野党側からの質問通告の時間が遅く、前日の午後6時すぎになることもあることなどが説明された。
吉村氏は、高市氏に直接、体調を心配する連絡を入れたことを明かした上で、「高市さんが言えないから、僕、高市さんに代わって言います。国会の運営の仕方、明らかにおかしいです!」と声を大に。「野党側の質問通告がものすごくギリギリなんです。そこから官僚が答弁作って、臨む。高市さんのように真面目な方は…、(維新との)連立合意の時も僕らの政策、めちゃくちゃ読み込んでやってました」とし、「こんなの絶対やめなきゃダメ!」と訴えた。
さらに「もっと前から(野党側の)通告はできる。官僚の働き方にも関わってくる。立憲民主のどなたかが指摘されて、高市さん、謝ってましたけど、いやいや違う!あのシステム変えないといけない。何で予算委員会の日にち分かってるのに、そんなギリギリで通告するんですか」とヒートアップ。「回答内容を充実させるためにも、慣習を変えないといけない。(これは)できます、余裕でできます!国会議員が腹くくって。日本維新の党は、野党の頃から、ちゃんと(前もって)出そう、ってやってました。こんなルールの中で、午前3時、って、働き方改革、ちょっとありえないと思いますね」「予定決まってるのにギリギリじゃないと通告しない!総理だから、言いにくい立場だと思います、国会のルールだから。(でも)こういうやり方、絶対変えなきゃいけない」と時おり声を裏返らせながら訴えていた。