置き去りにされた12歳タイ人少女の母が台湾で別の売春関連事件で身柄拘束…これまでに日本や台湾など計27回の渡航歴 今後タイ送還へ

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東京都内のマッサージ店で、12歳のタイ人少女が違法に働かされていた衝撃の事件が明るみに出た。少女をこの店に紹介した母親が、台湾で別の売春関連事件により拘束されていたことが判明した。警視庁は、この事件が人身取引に関与している可能性が高いと見て、捜査を進めている。

先月末、29歳の母親は台湾で現地当局に逮捕され、現在は収容施設に留め置かれている。驚くべきことに、彼女はこれまでに日本、ベトナム、台湾を含む27回の渡航歴がある。警察によると、少女は東京文教区の個室マッサージ店で、性的サービスを伴う接客を強いられていたという。

当局は、母親の身柄を日本に送還する手続きを進める方針で、今後、日本の警察と協議を行い、事件の背後にいる可能性のある人物についても捜査を強化する。人身取引の温床となっているこの問題に対し、迅速な対応が求められる。

この事件は、未成年者の権利を侵害する深刻な問題を浮き彫りにしている。日本国内での人身取引の実態に警鐘を鳴らすこのニュースは、緊急に社会全体での対策が必要であることを示している。引き続き、詳細な情報が待たれる。