時速5キロで車道を逆走 “飲酒運転”と“無免許”でフィリピン籍の男を逮捕 「社長や部長とビール4杯飲んだ」 福岡・田川市

福岡県田川市で9日、無免許で酒気帯び運転をした疑いでフィリピン国籍の男(33)が現行犯逮捕されました。

田川警察署によりますと9日午前2時半ごろ、田川市番田町の県道で、時速5キロほどの速度で車道を逆走する乗用車を警察官が発見しました。

運転手の男に職務質問すると、呼気から基準値の約6倍のアルコールが検出されたほか、免許証がないことも判明したため酒気帯び運転と無免許運転の疑いで現行犯逮捕しました。

逮捕されたのはフィリピン国籍の建築作業員オカンポ・セフエリノ・ヴイセンテ容疑者(33)です。

調べに対し容疑者は「社長や部長とビールを4杯飲んだ」などと容疑を認めているということです。

警察が容疑者の勤務先の関係者から事情を聞いたところ、8日午後8時ごろから会社の飲み会が開かれていて、酒に酔った容疑者を車内で休ませていたということです。