
タレント・明石家さんま(70)が9日、東京・IMM THEATERで、座長を務める「『国ぁ宝』~ジュェラシックパーク ワールドシリーズ 第7戦~」の最終公演を開催した。
同作は昨年上演の「笑輪の笑い Born ready達」に続く新作。爆発的ブームを巻き起こした映画「国宝」や「ジュラシック・パーク」、米大リーグのワールドシリーズを掛け合わせたような奇想天外な公演名通り、キャイ~ンやジミー大西ら総勢9人で予想のつかない舞台を展開し、爆笑をさらった。
なかでもジミーとウド鈴木という東西を代表する天然芸人の舞台初共演が実現し、さんまも公演前から期待を寄席「とんでもないボケととんでもないボケ」と表現。「お笑いの先輩たちはこの2人が共演したらどうなる?っていうのを何年も前から言ってた」という。
そんな2人は「国宝」の世界観をモチーフに、ジミーが吉沢亮、ウドが横浜流星にふんしてトークや漫才を展開。誰も見たことのない“お笑い化学反応”を巻き起こした中、さんまも乱入。さんまから次々繰り出されるむちゃぶりにジミーとウドが応戦する姿に爆笑が起こった。
3日間行われた公演で、ステージは毎回、予定時間を大幅にオーバー。古希を迎えてなお笑いへの情熱を燃やし続けるさんまの新作公演は、大成功のうちに幕を閉じた。