松本人志DOWNTOWN+に渡部建待望論…幻と消えた「笑ってはいけない」お蔵入りシーンの“解除”も

渡部建(C)日刊ゲンダイ

11月1日のサービス開始から10日が過ぎた「DOWNTOWN+」(DT+)。動画にはサイトの主宰者たるダウンタウンの松本人志(62)はもちろん、ゲストの姿も続々だが、サイトに対して《渡部とか使ってあげたらいいね》といった、アンジャッシュ渡部建(53)の登場を期待する声が上がり始めている。

渡部といえば、2020年6月の“文春砲”で「多目的トイレ不倫」を報じられ、1年7カ月にわたって活動休止。2022年2月に「白黒アンジャッシュ」(チバテレ)で芸能活動を再開させたが、完全復帰にはほど遠い状況だ。そんな中で“渡部待望論”が上がっているわけだが、テレビ番組制作会社ディレクターはこう語る。

「DT+に対し、『地上波テレビが無理な芸能人の駆け込み寺』としての機能を期待する視聴者は多いようです。渡部さんは復帰前の20年12月に謝罪会見を開いており、謝罪はとうに終わっているわけです。要は《自分は渡部を見たいが、外野がうるさそうだな》と感じている視聴者がDT+にそのような役割を求めているのでしょう」

松本からすれば、ただただ迷惑な視聴者の要望のようにも思えるが、「そうでもありません」と前出のディレクターがこう続ける。

「渡部さんは、本来なら2020年大みそかに放送された日本テレビ系『笑ってはいけない』にゲスト出演し、テレビに復帰するはずでした。ところが、週刊誌報道で事前に出演情報が漏れ、視聴者が猛反発。松本さんも情報漏れに腹を立て、結果、出演シーンはお蔵入り。翌年1月にはそのシーンの台本が週刊誌によって報じられ、番組の情報管理のさらなる甘さが露呈しましたからね」

DT+には「笑ってはいけない」の日テが協力

松本人志(C)日刊ゲンダイ

番組が原因で復帰のチャンスがおじゃんに。松本がDT+で渡部の面倒を見たいと考えたとしても不思議はないが、お蔵入りとなったシーンについても「再利用は可能です」とテレビ誌ライターはこう分析する。

「ボツになった渡部さんのシーンをDT+で配信するなんてことも可能じゃないですか。ボツシーンは一時、ある有料配信サイトで公開されるなんて報道も出ましたし、DT+に対しては『笑ってはいけない』の日テレの協力があるぐらいですからね」

まさかのお蔵入り解除もあり得る?

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渡部建の他にも“やらかし芸能人”はいるが、そのような人々の復帰が相次いでいる。関連記事【もっと読む】松本人志を口火に永野芽郁にフワちゃん…“やらかし芸能人”続々復活の11月 3人の間で地上波復帰レース勃発の奇観…では、松本人志に続いて出てきた永野芽郁とフワちゃんについて伝えている。