和牛の脂身×乳牛の赤身「国産交雑牛」 両品種の“いいとこ取り”で高級感ありながらヘルシーでお手頃

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冬の寒さが迫る中、注目の新食材「国産交雑牛」が話題を呼んでいます。この牛肉は、和牛の脂身と乳牛の赤身を融合させた、まさに“いいとこ取り”の逸品です。ヘルシーでありながら高級感も漂うこの肉は、今や都内のスーパーでも手に入るようになりました。

国産交雑牛は、和牛とホルスタインの掛け合わせで生まれた新しい牛種で、赤身と脂身の絶妙なバランスが特徴です。東京の卸売価格では、和牛が1キロあたり2611円に対し、交雑牛は1642円と、約1000円もお手頃です。この価格差は、物価高や円安の影響を受けている中で、消費者にとって大きな魅力となっています。

さらに、交雑牛を使った新メニューも続々登場。弁当専門店「キッチンオリジン」では、交雑牛を使用したすき焼き弁当を今月から販売開始。担当者は、この肉が赤身と脂身のバランスを活かし、すき焼きの旨味を引き立てると自信を持っています。

食べ放題のしゃぶしゃぶ店でも、交雑牛の柔らかさとさっぱりした味わいが評判です。高級感を感じつつも、家計に優しいこの肉は、今後ますます人気が高まりそうです。物価高が続く中、国産交雑牛は、消費者にとっての新たな選択肢となるでしょう。