東京・赤坂で16日、女性が男に刺され重傷を負った事件で、現場に貼ってあった女性が出演予定のライブのポスターのバツ印の落書きは、男が犯行前にスプレーのようなものでつけていたことがわかった。

16日、港区赤坂のビルの地下1階で、ライブに出演するため訪れた女性が男に刃物で腹と手を刺され、重傷を負った。

その後の取材で、男が事件の50分ほど前、現場のビルに貼り出された女性が出演予定のライブのポスターに、スプレーのようなもので大きなバツ印をつける姿が防犯カメラに映っていたことがわかった。

男は女性がビルに入った直後に続いて入り、外に出てくるまでわずか30秒ほどだったこともわかった。
警視庁は、計画的犯行の可能性が高いとみて男の行方を追っている。