NHK受信料「督促10倍」報道が、紅白初出場aespaの「キノコ雲騒動」へ“火に油”状態に

紅白初出場となる韓国発のアイドルグループ『aespa(エスパ)』だが……

キノコ雲のような形をしたランプを「カワイイ」

今年はNHK放送100年の節目にあたる。そんな記念すべき時に、NHKは怒りの矛先となっているのだ。

XなどのSNSでは

〈#aespaの紅白出場取消を求めます〉

というハッシュタグなどが拡散されている。

『aespa(エスパ)』は‛20年から活動している韓国発の4人組多国籍ガールズグループで、今回が紅白初出場となる。一体なにがあったのか。

「中国出身メンバーのニンニン(23)が’22年にファン向けアプリに1枚の画像を投稿しました。そこには、キノコ雲のような形をしたランプが映っており、〈i bought a pretty light~~~how is it? (かわいいライトを買ったよ〜〜〜どう?)〉と書かれていました。そのスクショが、aespaの紅白初出場が決まったあとに拡散されているんです。原爆のキノコ雲のようにも見えるランプで『反日なのでは』という声が上がっています。司会を務める綾瀬はるかさんと有吉弘行さんは原爆が投下された広島出身です。こんな炎上騒動は複雑な気持ちでしょうね」(スポーツ紙記者)

ニンニンが買ったランプをアマゾンで検索すると、「3Dキノコ雲爆発テーブルランプ、核爆発原子爆弾モデルライト」などと紹介されて、約1万円で販売されていた。

これを受けSNSでは

〈あのキノコ雲の形が嫌いです。日本には来ないでください〉

〈このグループをどうしても出したいなら最低限この人を除いた出演にすべき〉

などと反発の声が上がっている。

オンライン署名サイト『change.org』では

「aespaの紅白出場停止を求めます。 オンライン署名にご協力ください。」

と題された署名がスタート。すでに約6万8000件(19日時点)の署名が集まっている。

そんな中、さらに火に油を注ぐような報道が。

旧ジャニーズからはKing & Princeただ1組のみ

11月17日付の共同通信が、NHKが近年の受信料の支払率低下を受け、10月に「受信料特別対策センター」を設置し、法的手続きを強化していると報道。2025年度の督促件数は’24年度の10倍超になる見通しだという。

これに対し、SNSではaespaの騒動を絡めて、

〈aespaを紅白に出すなら公共放送名乗るの辞めなよ〉

〈受信料徴収しといて、なんで紅白にaespaを出すのか〉

などとNHKの対応に不満をもらす声が多い。

「紅白は‛23年9月に旧ジャニーズ事務所がジャニー喜多川氏の性加害問題を受けて以降、2年連続で出場を見合わせていた。今年はようやくKing & Princeが出場しますが、同事務所からはこの1組だけ。Snow Manは、’23年から2年連続で年末はYouTube生配信を行っており、今年もやる可能性は高い。

またSixTONESも昨年に続き音楽フェス『COUNTDOWN JAPAN』への出演が決定。紅白との決別が目立ちます。だからこそ、せめて若年層に人気が高い韓国勢などを出演させ、視聴率の挽回を目論んでいる。ただ旧ジャニーズ勢が出なくなった’23年は歴代最低視聴率で’24年は歴代2番目の低さでした。今年も炎上を受け、最低記録を更新する可能性はあります」(民放テレビ局プロデューサー)

そこで、本サイトはNHKにキノコ雲騒動やaespaの出場についてどう考えているか質問状を送ったが、期限までに回答は得られなかった。

aespa騒動に督促10倍報道は、紅白にどんな影響を与えるのだろうか……。