【デコる】歯の表面にストーン“ティースジュエリー”静かなブームも…リスクは？「装着後の適切なケアを」｜わたしとニュース
最近、ティースジュエリーが日本で静かなブームを巻き起こしています。歯の表面にストーンを装着するこの新しいトレンドは、特に芸能人の影響で多くの人々に憧れを抱かせています。しかし、その美しさの裏には重大なリスクが潜んでいます。
専門家によると、ティースジュエリーの装着には歯の表面を変える処理が必要であり、その後の適切なケアが不可欠です。歯科医の三宅霊石氏は、「エッチング処理により歯の表面がザラザラになり、清掃が難しくなる」と警告しています。このため、虫歯や歯周病のリスクが高まる可能性があります。実際、異物が歯に付着することで、歯磨きが不十分になり、深刻な口腔衛生問題を引き起こす恐れがあるのです。
さらに、宮のクリニックでは、ティースジュエリーを希望する患者に対し、装着後半年以内に取り外すことを義務付けています。虫歯や口腔内の問題がある場合は、先に治療を行うことが求められています。リスクを理解せずに装着することは、後悔を招く結果になるかもしれません。
この新たなトレンドの魅力に引き寄せられる一方で、リスクを十分に理解し、適切なケアを行うことが求められます。美しさを追求するあまり、健康を犠牲にすることのないよう、慎重に判断しましょう。
